この暑さに耐え切れずフラフラになりかけの矢島です。
スペースマインが入っているガーデンブランド「エスティナ」の仲間で、大阪のエスティナ高槻さんがエクステリアガーデンフェアで出展されていた時に教えて頂いた材料を試験的にウッドデッキに塗ってみました。
(塗ってみたと偉そうに言っていますが、実際は新人監督の鶴田に塗ってもらいましたです(^_^;)猛暑の中塗ってくれた鶴田には感謝です。)
室内・室外関係なく、奈良県産の桧や杉など、木材をそのまま仕上げで使う事が多いので劣化や汚れ防止などに良い材料がないか ずっと 探しては実験の繰り返しだったのですが、今回のこの材料はすごくいいと実感しました!
ナノレベルの技術で作られているらしく、シリコンと酸化チタンと水が主原料の材料なのですが自然素材を使っている私たちにとっては塗料などを使うよりも安全ではないかと思っています。
(植物系の塗料も多数出ていますが、個人的にはどうしても臭いが気になってしまうのと、あまり撥水・防汚効果がないように感じています。。。)
では、その実験結果をご覧下さい。
写真の右側テーブルを置いてある部分が処理している部分です。
このウッドデッキは私共のショールーム「四季の家」にあるのですが、7年前に作り、3年前に塗装をやり直した状態でした。
塗装してから3年経つ事もあり、塗料も劣化してきた所です。
写真ではわかりずらいかも知れませんが、通常は左側のデッキのように、木材に水が染み込み、年月が経つにつれて表面の劣化が進みます。
そしてこちらが少しアップで撮った写真です。
写真右側の処理した部分、水が弾いてるのが良くわかると思います。
同じ年数、同じメンテナンスを行ってきたウッドデッキですが、その材料を上から塗るだけでこの状態になります。
この材料、液体はこれだけ弾くんですが、空気や湿気などは通してくれるので木材の呼吸の妨げになりません。 そして、これだけ水を弾いてくれれば劣化もほとんど進まず、間違いなく長持ちすると思います。
木材は汚れて劣化して当たり前、その部分も木材特有の「味」だとおっしる方もおられるかも知れませんが、肌触りも塗る前と変わらず、木材の日焼けもする為、その良い「味」は残しつつ、長持ちすると言う良い材料だと思います。
今後も経過をずっと見て行くので、何年後かに、またご報告をさせて頂きます(^^)
※※※ 材料をご紹介頂いた、岡室社長ありがとうございましたm(_ _)m ※※※