大和郡山市 小泉町で新築工事中の現場では基礎工事の前に「埋炭工事」と言うのをやっています。
「埋炭工事」と言うのは、土壌改良の一種でもあり、地中に炭を埋める事によりその土地の持つエネルギーの流れを良くすると共に植物などが育ちやすい良い土壌に改善してくれると言う工事です。
昔から神社やお寺などでも行われており、土地の持つ良いエネルギーを建物に取り込んだり、土地そのものをより良い土地にしたりと言う事で現在も工事されています。
では、その工事を順番に見て頂きます(^^)
まずは、建物の中心付近に深さ1.5mの穴を掘ります。
そして、直径1m・高さ50cmのベニヤ板で作った木の枠を置きます。
その中に奈良県産の籾殻炭と北海道産の粉炭(今回は奈良県産がなかったので北海道産でした。)を約500ℓ入れて、よく混ぜ合わせます。
この時に細かい粉の黒煙が舞い、まっ黒になるので、こんな完全防備で工事しています(^^)
そして水をいれながら更に混ぜ、空気が入らないように水締めしていきます。
全ての炭を入れた後は、足で更に踏み固めます。
これで、直径1m・高さ50cmの炭で出来た円柱が完成です(^^)
次は出来上がった円柱の周りと上を土で埋め戻していきます。
今回の現場では、土で円柱を埋めたその上に奈良県産のナラの固形炭を60kg入れます。
そして最後に土で埋めて地面を平らにしたら工事完了です(^^)
スペースマインでは、この「埋炭工事」3件目の現場になりますが、以前工事させて頂いたところも、当社のショールームも陽当りとは関係なく植物が早く大きく育つ環境になっています。
この土地もそんな良質な土地に生まれ変わる事を祈りながら工事させて頂きました(^^)(^^)(^^)