十津川モデルハウス3
橿原イオンモールアルル内で建築中の「十津川モデルハウス」では、着々と工事が進められています
今回は、基礎工事の続編です。。。
今回の基礎は逆梁型のベタ基礎となり、少し通常の木造住宅ベタ基礎とは違う形で施工されています。
通 常は平らな部分のコンクリート(ベース)と縦に立ち上がった基礎があり床下の部分があるのですが、逆梁と言う形は平らなコンクリート(ベース)の下側に梁 と言う部分が来るので、床下の空間がない構造になっています。(店舗など鉄骨造・コンクリート造ではよく採用されています。)
まずは、鉄筋を組む前の断熱材敷き込状況です。
箱のように組まれている水色の部分に梁と言う部分の鉄筋コンクリートが作られます。
真ん中の部分は砕石が見えていますが、廻りを埋めた後に同じように断熱材を敷き込ます。
今回は「パッシブハウス」の仕様ですので、断熱材の厚さは10cmあります。
次の写真は鉄筋の組立が完了した写真です。
見えにくいかも知れませんが、鉄筋の下には10cmの断熱材が、きっちり敷かれています。
鉄筋は13mmの鉄筋を10cm間隔でタテ・ヨコに配置されています。
この写真はストーブ用の給気ダクトです。
今回使用する薪ストーブは薪を燃焼させる部分に直接空気を取り込むタイプになります。
手前の筒とグレーの部分が箱になっており、このダクトを通じて屋外の空気を直接吸い込みます。
そしてコンクリートを打つ前の最後の作業が、この「蟻返し」取付です。
銅製の金属の板を曲げて加工し、一部をコンクリートの中に埋め込みます。
上の写真は、つなぎ目の部分に溶接を行っているところです。
つなぎ目から蟻が入らないようにきっちり溶接してくれています。
外周の立ち上がり部分には、防蟻処理のされた特殊な断熱材を使用しているのですが、この「蟻返し」と合わせてシロアリ対策も万全です。
後はコンクリートを流し込み、基礎の完成となります。
基礎工事が完了しますと、いよいよ大工さんの登場です。
9月9日に上棟予定ですので、橿原イオンモール北側の旧国道から見て頂ければ建物の骨組みが見えていると思います。(橿原イオンモールの北側入り口からも見えると思います。)
お近くを通る事がございましたら、是非ご覧下さい。
(脇見運転は危険ですので、運転中の方はお控え下さい。)